【横浜社労士】年次有給休暇の平均取得日数はどれくらい?|あすか社会保険労務士事務所
2022/02/18
【横浜社労士】年次有給休暇の平均取得日数はどれくらい?|あすか社会保険労務士事務所
こんにちは。
横浜で社労士をしております、
あすか社会保険労務士事務所です。
本日は、年次有給休暇の取得状況について
お話させていただきます。
令和3年11月9日付けで、厚生労働省が
令和3年「就労条件総合調査」の結果を公表されました。
この調査の対象は常用労働者30人以上の民間企業で、
令和3年1月の状況等を4,013社から有効回答を得た
結果となっています。
それでは、その結果を見てみましょう!
年次有給休暇の取得状況は、
労働者1人当たりの年間の年次有給休暇付与日数は
17.9日、
そのうち平均取得日数は
10.1日、
平均取得率は56.6%で、
昭和59年以降過去最高だそうです。
この取得率の結果は、働き方改革による法改正により、
年間10日以上付与される年次有給休暇のうち、
5日間は必ず1年以内に労働者に取得させることが
企業に義務付けられた影響があると思います。
罰則つきの義務規定なので、企業が労働者に
積極的に取得を促したことが想像できます。
年次有給休暇は、
基本的に1日単位で取得しますが、
就業規則や労使協定により、
半日単位や1時間単位で取得が可能になります。
1日単位の場合はまだ年次有給休暇の管理が
しやすいですが、
半日単位や1時間単位が混ざってくると、
その管理は煩雑となり、とても大変です。
年次有給休暇管理簿の整備も義務となっている
ため、担当者による管理や手書き記入では
とても事務量が多くなります。
年次有給休暇の管理にも、
上手にITツールを活用して、
さらに生産性を高めたいですね。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。
横浜で、年次有給休暇のことや
労務管理のIT化についてのご相談は
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